S&P500に投資すれば勝ち組になれる理由
投資の神様ウォーレンバフェットは、資産の90%をS&P500に、10%を債券に投資しなさいと語っている。
S&P500とはアメリカ株の中でも500社で構成された指数のことでNYダウと同様、重要視されている。
なぜ”資産の90%をS&P500に”と言えるのだろうか?
それはバフェット氏が過去に行った’’賭け’’が関係している。
賭けの内容は期間10年を定めてヘッジファンドの成績がS&P500を上回るかどうかで、S&P500が上回ればバフェット氏の勝ちだ。
ヘッジファンドチームを相手に100万ドルの賭けを挑んでいたのだ。
なぜこのような賭けをしたのか?
彼が立証したかったのは低コスト商品のバンアンドホールド(売らない)の有効性を証明するためで、彼は「低コストのインデックスファンドに投資しなさい。投資したら売ってはだめだよ」と口を酸っぱくして言っている。
一方のファンド(プロテジェ・パートナーズ)は「高い手数料を支払っても、ものすごいリターンを達成できる」ことを証明しようとした。
5種類のファンド・オブ・ファンズがバフェット氏に勝負を挑む!が・・・
賭けは2008年から始まり2017年末に終わるが、残り2年でS&P500インデックスが約65%、ファンド約は21%のリターン。
結果10年間で、S&P500が約125%のリターン、5つのファンドの内最高が約87%、最悪が約3%のリターンしか出せなかった。
87%の利益でも十分だがS&Pのリターンに比べれば情けないように思える。
プロが運用して87%、指数に投資するだけで125%。
あなたならどちらを選ぶ?
バフェットは投資するのに高い手数料を払う必要はないと言っていますし、この賭けからもS&P500の有効性が証明される形になった。
ETFと投資信託の手数料
S&P500ETF(VOO)の経費は0.04%
SBI証券 の 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) はS&P500に連動を目指す投資信託で信託報酬は 0.1728%以内 。
セゾン投信 の セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドでは、株式50%・債権50%のバランス型で、国外株式は約27%。
この投資信託は月々5000円から積立可能で、ノーロード、信託報酬年0.6%±0.02%、信託財産留保額0.1%。
まとめ
バフェット氏が語るように経費は重要な問題で、長期投資をするには切っても切れない存在だ。
NISAでVOOか積立NISAで投資信託か悩むところだけど上記の商品を経費が安い順にならべると
- VOO
- SBI証券の三菱UFJ国際
- セゾン投信
①低コストのインデックスファンド(VOO等)を選ぶ
②買ったら売らない
③下落したら買う
余談だけど②と③については人とは逆の行動で、格言:人の行く裏に道あり花の山が当てはまる。
S&P500の存在に気づい事がチャンスで、是非ETF投資にもチャレンジするべきで本家本元に投資出来るのが一番。
投資信託は銀行のお蔭で悪いイメージしかないけど、探せばいいものはあるはず。
もしなければ本家本元のS&P500に投資してはどうだろう?
バフェット氏のように投資で勝てる確率がぐーんとあがるかもしれない。
積立NISAがなぜ投資信託だけなのかわからない。VOOが登場すればすぐに切り替えるのに。
※SBI証券からVOOに連動するインデックスファンドが設定されます。
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